駒場祭3日間の思ひ出

東京大学には年に二回学園祭が行われる。

本郷キャンパスで5月に開催される、五月祭。

そしてもう一つが、駒場キャンパスで11月に開催される、駒場祭だ。

その駒場祭に私の入っているサークルも出展した。

私のサークルは狩猟がメインの活動をしているが、私みたいな骨好きの変人たち(じゃないと思うんだけど、そう言われた😠)が解体時骨を持ち帰り、標本にしている。

その標本や、残渣(解体時出る皮や内臓や骨)捨て場からある程度自然分解された骨を拾って展示している。

 

・0日目(勤労感謝の日・準備日)

弊学は祝日でも授業があるので、準備は参加しなかった。ぜひ教授には休んで欲しかった。

まさかの事実!先の東京藝術大学藝祭駒場祭展示用の骨の3/4が売られていた!

私も藝祭行きました…。犯行現場目撃しました……。確かに骨売ってたけど、まさかうちのサークルのものだったとは……。

駒場祭の展示品がない!死ぬ!と企画責任者からのLINE、私は慰めることしかできなかった。。。その他色々トラブル発生。

でも、なんとかしたらしい。すごい。

ライブ行きました☺️

 

・1日目

金曜で普通に授業あります。なので午前中だけ参加。

平日だからか、人が少なかった。駒場祭期間中は駒場東大前に急行が停まるらしい。流石すぎる、東大。

来場者が全然来ないから先輩とずっと喋ってた。

11時半ごろお暇して、大学に向かった。講評、嫌すぎ。

 

・2日目

休日だし天気いいし、人たくさん来るぞ〜!と思ったら、想像以上に来た。人多すぎて電波繋がらない。Docomoなのに……。

10時〜17時まで休憩なしでずっと解説していました…。疲れた…。

途中来た親の差し入れに救われました。

↓先輩がこんなの印刷してきてウケた。

展示責任者(先輩)、悲痛の叫び。

 

・3日目

最終日は前日と打って変わって天気が悪く、とても寒かった。

8時半〜13時までシフト、それから2時間先輩と駒場祭をまわった。

中高の友人が(このサイト見てるの中高の人しかいないだろうけど…)東大のコーヒーサークルに入っているとのことで、コーヒーを飲みに行った。浅煎りと深煎りがあり、友人は浅煎り担当だったので、浅煎りコーヒーを注文した。

東大女子トイレの数が少ない!!!先輩に聞いたら、東大の女子率最高で20%だからね…と言われた。確かに、学生数多いしそうなっちゃうのか…。でもほぼどの女子トイレにも生理用ナプキンが置いてあって、そういう面はいいね。

昼食にサークルの友人のクラス飲食企画のたませんを食べた。その友人は愛知出身で、本場と味は違うけど美味しいと聞いた。たませんは愛知のおやつらしい。

たませんは目玉焼きにお好み焼きソースと鰹節、青のりをかけ、えびせんで挟んだものだ。普通に美味しかった。

ベンチに座ってたませんを食べながら先輩といろいろ話した。先輩は英語が堪能で、英語縛りの会話をしたら自分の英語能力の低さに嫌気が差した。でもまだネイティヴの英語より聞き取りやすかったかも。(配慮してくれたのかもしれない)

普段何語で思考してるんですか?と聞いたところ、思考は言語ではないらしい。独り言は中国語・日本語、たまに英語でも出ると。???意味わからん。

その後、大学の友人が来てくれたそうで、先輩と別れてそちらに向かった。

会の展示を見せて改善点を聞く。その友人はいつも鋭いところを指摘してくるからためになる。

外に出て、友人と最終日赤字覚悟の投げ売り価格になったクロッフルを食べた。350→200→100と値段が更新された形跡のあるダンボール製の値札を見て、買ってあげたくなった。半額以下は安くし過ぎじゃない?駒場祭来るなら最終日がおすすめです。(でも負債を負う学生のために高くても買って!)

本当に美味しそうに食べるから奢った。いい顔するんだよなぁ〜〜。

 

友人と別れてからはずっと展示に張り付きっぱなし。良くも悪くも色々な来場者がいる…。

 

18時、閉会時刻。片付けをしたら20時。速いもんだ…。外に出ると飲食企画の食材の残り同士の物々交換が行われていた。ちゃんとインフレが起きていて、パン20個とコーラ一本がトレードされていた。第一次世界大戦後、ドイツのマルクの価値が急落してパン一個が何兆マルクにもなっていたのを思い出した。

その他聞いたおもしろ話は駒場祭委員が没収した食材(ルールを守らず、前日から準備していたものなど)を一箇所にまとめて廃棄するのだが、まとめられている場所を探し出して、廃棄される前に軽トラで食材を盗む、というものだ。東大そういう制度の裏をかいたエピソードが多くて面白い。

撤収が終わり、会の皆で夕飯を食べ、22時ごろ解散した。

私は大人数での行動が苦手で、食事で一層疲れた。でもそれ以上に楽しかった。

 

次は来年の五月祭!二年になり私が展示に多く携わると思います。ぜひ来てください。

芸術祭3日間の思ひ出

芸術祭〜!

10月27・28・29日の3日間にわたり弊学の文化祭があった。

正直に言うと、大学の文化祭は一人で回るより、学外の人間を連れて一緒に回る方が楽しかった。

校門前



 

・1日目

金曜日なので一人で回った。やっぱり、平日で人が少ない。人が少なくて空回り感があり、悲しくなってしまった。弊学の建物は学び舎としては超優秀だが、展示会場としてはあまり良くないと感じた。というのも、基本的に天井にものを吊るしては駄目で、壁に穴を開けるのでさえ、建物によっては禁止されていた。その点では藝大の方がいい。

うちの学科内で結成されたアイドルのショーを見た。衣装まで学生で作っていてすごい。こんな大学の小さなアイドルグループにまで望遠レンズおじ(笑)がいてマジで怖い。暇すぎんだろ。

人のいなさ(今思えば金曜の割に多い方だった)にあまりに悲しくて、飲食のタコスを食べて、さっさと帰ってしまった。一番辛いものにしたら、唐辛子がまるごと一本入っていた。知らずに食べた私はあまりの辛さに驚いた。普通細かく刻んでいれるだろ。唐辛子一本食べたら、それ以外の具は唐辛子が入っておらず、辛くなかった。口に残る唐辛子の辛さで残りを楽しんだ。一つのタコスの中で温度差ありすぎる。

また、普段通っている校舎なので、日が暮れると早く帰りたい欲が出てくる。授業ないのに…。

 

・2日目

両親+叔母で行った。

校舎を案内した。この建物は〇〇学科が使っていて〜と。

油画と日本画の展示を一通り見た。う〜ん…。

しかし、美術館の西田俊英の個展が最高でした。

学生が芸祭のために有志で作った発泡スチロールの大きなヤモリの彫刻が一番良かった。かわいい。

ヤモリ。エドウィンというらしい。

・3日目

お世話になってるサークルの先輩と行った。

朝、書道パフォーマンスを見た後、2日目と同じく校舎を案内した。

弊学のディズニーのパレードみたいなショーをやるサークル?のパフォーマンスが素晴らしかった。表情管理が神。学生であれほどのクオリティ…すごすぎる…。ウィッグと服と舞台道具?も作ってるらしい…、、、こんな素晴らしい人々と同じ大学に通ってるの!?!?私!?!?と思い、自己肯定感爆アゲ😭😭😭

帰りは先輩のお家でご飯を食べることになった。駅前の駐輪場の屋上に先輩の自転車は留めてあった。空を見上げると見事な満月が浮かんでいて、月明かりが眩しいほどだった。本当は早朝、部分月食があったらしい。見れなかった…;;

大学に通いだして気がついたのだが、私は空が広くて平らなところが大好きだ。高低差はそのままヒエラルキーに繋がる。地球では我々は重力に従わざるをえない。それが高低差を生む。宇宙に行かねば。似たような理由で身長差って良くないなと思う。

 

日記 〜サボタージュ!〜

2023/09/12の日記だ。実は三、四限をサボって書いている。

 

今日は二限始りなので7時半に起きた。一限からの日は6時半で起きても、身支度を含めると始業ギリギリに着く。

二限の授業は現代芸術論だ。一番好きな授業。沢山さんという方が主に20世紀のアート作品、美術史を教えている。

「20世紀の絵画をどう捉え直すかといった時に『全方位性』という言葉で考える」といった内容だった。

カンディンスキーが1912年に「抽象絵画を作っていいんだ!」と思ったきっかけの、とあるエピソードがある。

アトリエ内のカンディンスキーが制作途中の絵画を、彼のいない間に彼のパートナーが90度回転させた。カンディンスキーが戻った際に、その絵を見てそれが自分の描いたものだとわからず、感動したといったものだ。

抽象絵画=無対象絵画であり、上下がなく、逆さまにしても成立する平面的な絵画だ。それは重力からの解放を目的としている…ということをジャクソン・ポロックマレーヴィチ、そしてロシア宇宙主義の哲学者、ニコライ・フョードロフ、フョードロフに影響を受けたSF作家・数学者コンスタンチン・ツィオルコフスキーと絡めて習った。

また、キュビズムのことも習った。キュビズムがいかに現実の風景を遠近法を活用せずに解体できるか、多面的に表せるのかといった試みなのは明白だが、分析的キュビズムと総合的キュビズムと分けられるのは初めて知った。その転換期に抽象絵画的になるのを避けるため(平面的な抽象絵画と違い、あくまで空間を描こうとしているので)「アトリビュート」と呼ばれる印を描いていたらしい。

 

二限が終わったので、昼食!

たまごボーロ(バイトで一緒に働いている人に買ってもらった)、マジパン(サークルの先輩からもらったドイツ土産)、千切りキャベツ(安いから好き)を食べた。おいしい。たまごボーロもマジパンもしばらくなくなりそうにない。当分の食料だ…。ありがてぇ…。

 

三、四限(出席だけとって只今絶賛サボり中)は木彫の授業だ。今まで一週間ほど真面目にやってきたが、今日はなんか、やる気がでない。

本を読み、作品のコンセプトを練り、絵を描いていたい。文章を書いていたい。だから今、はてなブログ書いている。

そういえば、見てくれ、これを。

ゴミステーション(過去の日記で書いた、いろいろなものが捨ててある場所)にiMacの空箱が大量に落ちてた。金持ってんのか持ってないんだか、わからんなこの大学…。しっかりとした箱だから、持って帰ろうかと思ったが今の私の部屋の状況を思い出し、思いとどまった。

あ〜セブンでなんか買うか。

 

セブンイレブン 武蔵野美術大学

そしたらこれだよ?酷くない?はいはい授業サボって帰ります帰ります〜〜〜〜〜〜〜(パソコン閉じる)

好きなタイプ 改(解?)

7月17日の記事で好きなタイプと嫌いなタイプの話をした。

記事内で、「多分私は親友の延長線上で憧れ+尊敬が加わったら人を好きになる」と書いた。

今、当時より恋愛感情についての解像度が上がったので、その改訂版を書こうと思う。

 

私は最初に想定として、自分の好きな人になんと告白するか?といったことから考えた。告白する瞬間は付き合う・結婚に至る前のどっちつかずな人間関係でのクライマックスだからだ。好きな人にある種の契約を申し込む一番大切な時に、どんな言葉を選ぶだろうか。

その言葉から逆算して、好きなタイプを探ろう。

 

「貴方の哲学を聞いていたい。一緒に話していたい。見ていたい。だから私と付き合ってください」

 

うん、これだと思った。(考えた当時はしっくりきたのだが、いまコピペするとキモいな…。)

しかし、これだと「付き合う」という言葉の本来の意味、「行動を共にする」という意味に置き換えるとヘンだ。聞いていたい、話したい、見ていたい、だから私と行動を共にして!…………好きな人が私に対して付き合うメリットがない。

彼女にしてください、の方がいいのか。

そこで、一般的な(?)告白の言葉をググってみた。

……なるほど。

「付き合ってください」のズレは"思い"が補完してくれるのかもしれない。

 

そこからこの言葉はどんな人に対し、伝えることができるだろうかと考えた。

 

・自分が他人と思える人間の中で、話していて一番気持ちいい人

・多分自分だけが感じているんだろうな〜って感覚を素直に言葉に出したときに、一緒に喜んでくれそうな人

・中傷ではなく批判できる人

・己にとってどのような存在にどれくらいお金をかける・かけないのかが同じ人

 

こんなものだろうか?

これの全てが当てはまらなくても、心は不思議なもので、好きになるときは好きになるのだろうなと思う。(意味ないじゃん?そんなことはない、必ず意味はある)

9月に入ってしまいまして…②

※続きです。8月上旬の合宿の日記です。

 

8月1日

合宿!!!

11時に新松戸のレンタカーで車を借りる予定が、予約した先輩が1時間以上遅刻…。予約した人以外借りれないので他の先輩と近くのイオンで待機することに。行くまでにゲリラ豪雨にあたって、びしょ濡れになってしまった。

車で3時間半かけ、拠点に到着。約2ヶ月ぶり。

猪肉で生姜焼きを作った。味が濃過ぎた…。2年生の男性の先輩2人と私の3人で一夜を過ごした。

 

8月2日

サークルの創始者のツテでこの拠点をほぼタダで借りているのだが、その代わりに3ヶ月に1回ほど隣の元畑だったところを草刈りしなくてはいけない。いつもお隣さんのハンマー(↓)を借りているのだが、お隣さんが3日ほど外出しているようで借りれず…。

ハンマーナイフモア略してハンマー

ガソリンで動く草刈機を使ってハンマーが使えない斜面を草刈りすることになった。

こういうやつ

草刈機は私にとって重く、鋭い刃が回転して危ないので、私は死神が持っているような鎌を使って先輩方の刈り残しを刈っていた。

お昼に台湾の留学生の先輩がトマトと卵の炒め物を作ってくれた。地元の家庭料理らしい。食費は会費から出る(!)から、贅沢にプチトマトじゃないトマト🍅と今では高級品になりつつある卵を使った。おいしい。私も家で作ってみようかな。

夕方ごろ1人先輩が増えて、4人になった。

夕食は酢豚(猪)とキョンの冬瓜スープ。片栗粉を切らしていて、代わりに薄力粉使ったら意外とイケた。

 

8月3日

先輩と私の寝起きが良すぎて(他の先輩が寝起き悪すぎる…?)早く起きてしまったので、拠点の向かいの山まで散歩しに行った。7時なのにもう暑い。先輩がヒルに噛まれてた。気づかないもんだね。

草刈りをして、先輩と学園祭で展示予定の骨を洗ったり、数を数えてリストを作った。

五月祭ではなかった黄色いカビが生えてる。骨の脱脂をしていないと骨から脂が出てきて、それを栄養にカビが生えたり、変色してしまったりする。博物館にある骨格標本はみんな脱脂している。この骨たちは出自不明だがおそらく残渣を捨てるところから拾ってきたものだろう。ハイターを薄めたものにつけて洗う。骨の清掃で1日が終わる。

驚いたのは、先輩(卵とトマトの炒め物作ってくれた人)がカビをサンプリングしてから持ってきた薬品(ハイター、アセトン、オキシドールなど…)のうちどれが効くか実験したこと。理系すぎて感動した。私だったらカビはハイターだろ!とテキトーに薬剤ぶっ込んでいただろう。

昼食は猪の野菜炒めとハッセルバックポテト。会費だからって贅沢にバター使っていてウケた。夏バテで全然食べれないのが悲しい。私はお茶注いだり、完全サポート役…。サポートしかできないくせに米7合炊くの失敗して、生米とお粥が混ざったようなゴミを生み出してしまった。数も数えられない……。

夕方女性の先輩(サークルの代表)が人来て、紅二点!!!ようやくハンマー(全然3日じゃないじゃん)が使えるようになった。

夕飯は私の生み出したゴミで作った五平餅もどきと鹿のビール煮。

 

8月4日

ようやく罠をかけに行った。ヒルに噛まれかけた。

骨と一緒に展示予定の鹿の毛皮を水で洗って抜け毛を落とし、折り目を直した。力も体力も料理スキルもなくて、なんでも先輩方にやってもらって、自分の不甲斐なさに嫌気がさす。申し訳ないから、ずっと掃除片付け皿洗いなど力がなくてもできる仕事をしている。

夕飯は猪肉のお好み焼きと茄子の炒め浸し。フライ返しがないのと、フライパンのテフロンが剥がれてほぼないのも相まって、肉がフライパンに張り付いてお好み焼きにくっつかない。

私みたいな超絶不器用人は道具が良くないと、クオリティが一般人レベルにならないのを思い出した(だから私が持っているカッターや製図用具、筆は高いものが多い)。お好み焼きは他の方々にやってもらって、私は茄子のほうを作った。代表がお好み焼きを作ってくれた。感謝……。後半謎の広島大阪お好み焼き論争が繰り広げられていた。

 

8月5日

罠の見回りと設置。

午後からようやく同級生が来た。今まで一年私だけで肩身が狭かった……。

1年男子の漲るパワーで草刈りがようやく終わった!嬉しい。

猪の背骨にたこ糸を通す作業を始めた。椎骨はやっぱりすごい。ただはめただけでこんなに傾けても崩れない。

昔から針と糸の作業が嫌いだった。なぜなら不器用すぎて今どうなっているのか訳がわからなくなるから。案の定これもそうで、先輩がやったら数時間で終わりそうなのに、半日かかった。申し訳なさで死にそう。でも綺麗にできた。

夜は牡蠣パーティー。なんかの企画にサークルが協力したらしく、それのお礼だそう。

焼き牡蠣と生牡蠣両方あったが、食中毒が怖くて焼き牡蠣のみ食べた。午前中雨に降られて薪になかなか火がつかなかった。

なぜか恋愛話になった。最近フラれた話が多かった。代表は恋愛系全部シークレットらしく、気になった。このサークルの男性、男子校出身者多すぎない?(筑駒、駒東、麻布、東海…)

私はそれから同級生が持ってきた泡盛をお猪口1/4 で酔って、酔い覚しに夜の山道散歩してたら行方不明扱いになっていた。先輩方や代表に心配かけてしまった。集団行動が続いて疲れたから少し1人になりたかったんだよね…。(それからはお酒の席を少し離れるとどこ行くか聞かれるようになった)

 

8月6日

罠の見回りと設置。春に設置したトレイルカメラを回収した。

そして近くの竹を切って物干し竿にした。

1時ごろ、サークルの創始者で大学卒業後猟師やっている方から、猪が獲れたと連絡が来た。散弾(スラッグ弾かも)を使った止め刺しだったらしく、目は飛び出て、骨は粉々で頭は全体的にぐちゃぐちゃ。頭骨標本にしたかったんだけどな…。(銃での止め刺しは基本的に頭や喉を狙う。腹だと内臓が破裂して大部分の肉が食べれなくなるため)

夏場の解体は時間との戦い。幸い小型のメスで楽だった。

(グロいの嫌いな人いるだろうし、解体時のことは割愛)

ナイフを買おうと強く思った。解体中にふくらはぎをヒルに噛まれた。猪はキララちゃん(タカサゴキララマダニ)がたくさんついてたから、まぁ、それよりはマシ。

ヒルに噛まれると1時間くらい血が止まらない。拭うのも面倒だから、キッチンペーパーを傷口にガムテープでふくらはぎをぐるぐるにしたら、剥がす時大変だった。あざができた。

夕飯は猪のスペアリブ。硬かった。

 

8月7日

朝から残渣埋めと罠の見回りの2班に分かれて作業。私は残渣。

思ったよりハエがたかってなかった。残渣埋めるところがヒル地獄で大変。上からも下からもヒルヒルヒル!先輩2名と同級生1名犠牲。

お世話になった先輩が帰宅するそうで、見送りに行った。運転は運転の荒いことで有名な先輩、助手席に料理の上手い同級生、後部座席に私と帰る先輩…という配置で、みんな理一。信号無視の言い訳が相対性理論に基づく光のドップラー効果青方偏移?とか物理すぎて訳わかんなくて、ぽかんとしてたら教えてくれた。光の60?%かの速度で走ると、ドップラー効果みたいな感じで?赤色が青色になるらしい???今まで生きてきて無縁の世界すぎてさっぱりだった。

夜は昨日猪くれたサークルの会長が熊と猿とカラスと雉とキョンのお肉を持ってきてくれて、ジビエを楽しんだ。

猿、美味しかったけど、人間もこんな味するのかなぁ。

 

8月8日

拠点の近くで開催される花火大会が延期になってしまったので、帰る。

元々花火大会のある9日に帰る予定だった。それに正直、睡眠の質が良くなくて、疲れが溜まっている。

 

 

8月9日からしばらくは合宿で疲れすぎて、ベッド生活だったため、書く内容がありません…。

9月に入ってしまいまして…①

日記の更新をサボっていました…。すみません。

弊学は9月4日から授業再開なので、ぼちぼち夏季休暇直前〜今の出来事を綴っていきます。うう、、、、色々あったのでとりま7月末まで。8月からは別で〜。

 

7月18日

最後の授業。現代芸術論という授業のテストだった。のちの成績開示で秀(90点以上)と判明。

テスト内容は授業で取り扱った作品の解説?授業で習ったことを書け、というのと、授業の感想・質問。A3サイズのテスト用紙いっぱいに書いた。

テスト内で質問したことがteams(弊学で使っているgoogleクラスルームみたいなソフト)のチャットで返ってきて嬉しかった。先生とチャットしているのもヘンな感じ。

 

7月19日

東京都現代美術館で開催中の「デイヴィッド・ホックニー展」と「あ、共感とかじゃなくて。展」に行った。

ホックニーは有名だけど、実物見たのはなんだかんだ初めてでいい経験になった。今みたいに、写真が手軽に撮れない時代から、パノラマ写真のようなことを絵画でやっているのすごい。

思ったより時間かかって、「あ、共感とかじゃなくて。展」とコレクション展はゆっくり観る余裕がなかった…。残念。

この展示観るまで、ホックニーじゃなくてホイックニーだと思っていた。はずかしいい…。

 

7月21日

サークルの人の家に遊びに行った。家って言っても大学寮で、部屋はワンルームだけど、一人暮らしがうらやましくなった。寮って電気代チャージ式なの!?使い放題だと思ってた。

 

7月23日

大学の友人と国立新美術館で開催中の「蔡國強展」と21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「Material, or」を見た。

AIでQRコード作るの早速活用しててすごい。

 

7月26日

成田に前泊。真っ暗な中、成田山神社に行った。

 

7月27日

高松空港着。車借りてうどん屋さん3軒ハシゴした。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催中の「中園孔二 ソウルメイト」を観た。中園孔二…本当にすごい…。まだ生きていて欲しかった。

それから金比羅さんの地獄みたいな階段を登った。今調べたら1368段もあるらしい。でも頂上は景色が綺麗で登ってよかった。降りるほうが大変で、後半は足が笑っていた。

民泊でうどん作り体験をした。自分で打ったからなのか、今まで食べたうどんの中で一番美味しかった。

 

7月28日

民泊のおばさんが、朝、地区の婦人会があるからと言って、朝早く家を出てしまった。

田舎ってこういうところが嫌だな。都会はいい意味で他人に興味ない。寂しいとも思わないし、都会に住むしかないなとつくづく思う。

民泊を出て、朝ごはんもうどん。香川のうどん屋さんは、丸亀製麺はなまるうどんのようなシステムでセルフ式。でも、こちらの方がセルフ要素が強い。うどんにかける出汁もウォーターサーバーみたいなものから自分で注ぐ。注文したら麺だけお椀でくれて、あとはご自由にって感じ。うどんに生姜ってめちゃめちゃ合うね!?

高松は海に面していて、フェリー乗り場が中心部からすぐ近くにある。

フェリーに30分ほど乗り、直島へ。海にたくさんのくらげがいた。カビが生えたようで気持ち悪い。

るるぶに直島で自転車を借りてサイクリング🎵って書いてたけど、嘘だ。坂道だらけだし、なにより暑い。今年の夏は尋常じゃない。島だからか、湿った海風が生温かくべとべとしていてすぐにシャワーを浴びたくなった。

直島に来た理由は、地中美術館に行くためだ。去年、予備校の友人が「地中美術館に骨を埋めたい」と話していて、どれだけのものか素直に気になった。予約の時刻まで時間があったので、近くのベネッセアートサイト直島李禹煥美術館とヴァレーギャラリーも見た。

これらの建物は全て安藤忠雄が設計したもので、無垢のコンクリート!光!という、これぞ安藤忠雄感満載だった。安藤忠雄の建築は綺麗だが、絶対にこの人が作った家には住みたくない。自分のやりたいことだけやっている…気がする…。

地中美術館はとってもよかった。骨を埋めたいと言ってたのもよくわかる。ただ、作品数が少なく、鑑賞者が多いのでゆっくり作品を観ることができないのが残念だった。

地中美術館東京都現代美術館に骨を半々にして埋めたいな。

帰りのフェリーの時刻まで、砂浜でビーチコーミングをしていた。

シーガラスや貝殻?を拾った。

高松から泊まる民宿がある岩黒島へ。岩黒島は瀬戸大橋の橋梁が建っており、高速道路からサービスエリアに寄る感じで上陸できる。岩黒島はギリ香川だが、愛媛名物の鯛飯を食べた。

 

7月29日

朝、島を散策後、松山へ。ホテルにチェックインしてから路面電車道後温泉に行った。道後温泉といえば、夏目漱石の「坊ちゃん」だが、あいにくの保存修理工事で建物の半分が見えず、大浴場も閉鎖中…。地下の小さい浴場に入った。

工事のテントが大竹伸朗の作品になっていた。ここまで来てもアートがくるか…。町おこしでアートを利用し過ぎている気がする。このような問題に触れている藝大お嬢様部のツイートを思い出した。(大竹伸朗のアトリエが愛媛にあるのでこのコラボレーションはまぁ…わからんでもないけど…)

お風呂上がりのかき氷!!!!

一回1000円くらいする高級かき氷を食べてみたかった!美味しかった。ジャリジャリのかき氷もいいけど、ふわふわもいいな。

 

7月30日

瀬戸内しまなみ海道を見た。近くの展望台?にゲロが落ちてた。こんな人気のないとこでなんでゲロ落としたんだろうと思った。

そして今治へ。車窓からド派手なお城が見えて、まぁ大層なラブホテルがあるなと見てたら日本食研の工場だった。大阪芸術大学のキャラクター造形学科の新校舎みたいな(例えがわかりづらい)ところに勤務する人ってどんな心境なんだろう。

今治タオル本店で今治タオル買った、、、小学生の漢字・計算ドリル、一時期ご当地キャラなことなかった?そこに載ってるキャラばかり見た…。バリィさん、みきゃんなど…。

最後に高松で〆のうどんを食べ、四国を発った。

書いてないけど、弟の電子工作のために4店舗もハードオフをまわった。

街路樹生えてるタイプのビッグモーター

 

7月31日

携わっている大学の広報誌の企画でインタビューした企業と弊学のコラボ展を観た。

絵具の顔料と化粧品の顔料って同じ種類なんだって。すごいよね。

 

 

私は今、人生初の夏バテを体験している…。大学生で昼食が自腹になって限界美大生してたらいつの間にか胃が小さくなったのもあり、1日1.5食程度の食事で生きています…。みんな、よく食べ、よく学び、よく遊びましょう!!!!

 

好きなタイプと嫌いなタイプ

いつもブログを読んでいる子が好きなタイプと嫌いなタイプについて書いていて、それがとても良く、私も書いてみる。しかし、二元論で語りきれないので、好き嫌いというより好き・苦手(または興味ない)になると思う。

 

・女

好きなタイプ

ルックスは特に見ていない。中身が良ければギャルだろうがホームレスだろうが好きだ。

中身は、集団行動をあまりしていない人、時間を守る人、金銭感覚が合っている人、個人を尊重する人。

私と金銭感覚が合っている(何にお金をかけるかが似ている人)は大抵その他の項目にも当てはまっている気がする。何事も狭く深くタイプなので、集団行動はできないし、そもそも他人に合わせる意義がわからない。

 

苦手なタイプ

ルックスでは見ていないと言ったが、今まで(きっと今後も)よくいるファッション・髪型の人と親密になったことがない。大人に近づくにつれ、「垢抜け」という名の「外見の統一化」が行われるわけだが、マジで全員同じに見える。もう逆に「芋っぽい」人の方が好感持つ。

弊学科にも茶髪ロングでクリップで髪をまとめているような、よくある?髪型の女性が複数人いるが、全員名前知らないです…。後ろ姿で誰だかわからない。やめてほしい。

話が逸れるが、一般大って一学科に1000人くらいいるんだな。弊学科は90人もいないので3ヶ月経てばもう全員顔みしり状態。そういう前提でいるから明治・早稲田・東大の人に「多分同じ学部に高校のころ友達だった〇〇って人がいるんだけど知らない?」と聞いた時に「知らない」と返されて疑問を持ってしまった。冷静に、弊学が学生人数少なすぎるのだ。この前サークルの人に案内してもらって東大の駒場キャンパスの講義室覗かせてもらって、2階席まであって仰天した。ライブじゃん。そんなだから今度東大の授業に潜ろうかな〜と思っている。美芸の。

弊学の授業潜りたかったら連絡くだされば案内するよ。

閑話休題、中身は自分の意見を持たない人と媚売らない人、かなぁ。。。

 

・男

好きなタイプ

これは恋愛としての?

ルックスは本当にない。強いて言えば清潔感ある人。中身は女の欄で書いたのと同じかなぁ?

 

嫌いなタイプ

女で書いたのと同じ。

なんで女性は顔重視な人が多いんだ…?イケメンだったら許すとか、ないんだが……。

多分私は親友の延長線上で憧れ+尊敬が加わったら人を好きになると思う。男女関係なく。

 

好きなタイプ

哺乳類嫌いだが……。

狼っぽいのは好き?かも。

 

嫌いなタイプ

ペットをファッションとしている人とそれに懐柔されている動物が嫌いです。

野生(に近い)動物は普通に見れる。犬・猫も家畜じゃあないか…。

なんとなくわかる

 

・猫

好きなタイプ

昔は猫好きだったんだけどなぁ。

サーベルタイガーとか、かっこいいよね。

 

嫌いなタイプ

人慣れしている猫

 

カラコン(鑑賞するものだと認識している)

好きなタイプ

漫画のスクリーントーンみたいな印刷がされているやつ。

 

嫌いなタイプ

爬虫類みたいなやつ。

 

・服

好きなタイプ

デザインと色彩が凝っているやつ。toga pulla、ANNA SUI、HATRA、GUCCIは着ようとは思わないけど、見ているのは好き。

夏はGU、ユニクロでいいけど、服は古着屋さんで服を買うことが多いかも。全体の色彩を見ているのと、その時の気分の色で服を買っているおかげで、せっかく買っても次の日着たくないと思うことが多い。不便…。

 

嫌いなタイプ

女子大生がよく着ているやつは着ようとは思わない。茶系女子?ってやつ?

それと中途半端にふりふりとか、透けてるワンピとか着たくない。可愛い女子っぽいのは苦手。

 

・コスメ

好きなタイプ

上品なラメの入ったもの。GUCCIのパケがかわいい。

ドラァグ・クイーンのお化粧好き。

 

嫌いなタイプ

すごいラメが入っている、目につける液体のやつ(名前わからん)。

そこだけ浮くじゃん。

 

・映画

好きなタイプ

考察しがいがあるやつ。演出・構図が素晴らしいもの。考えさせるもの。

 

嫌いなタイプ

恋愛青春邦画、少女漫画みたいなBL映画、寒いコメディ邦画

基本的に最近の邦画で良いのは一握り。

 

・アニメ

好きなタイプ

アニメならではの表現をしているもの。あとは映画と同じ。

 

嫌いなタイプ

なろう系(一部除く)、恋愛系、日常系、スポコン、京アニ(映像は素晴らしいんだけどね……!!!)

 

・(リクエストで)現代アート作品

好きなタイプ

私の好きなビジュアルの作品を制作してる(ことの多い)アーティスト
名和晃平荒神明香、長谷川愛、AKI INOMATA、川辺ナホ、高山夏希、中山夏之、中園浩二、菅実花、アンリ・ミショー、タイガー立石セガンティーニ、クリスチャン・マークレー、エレン・アルトフェスト、マシュー・バーニーサイ・トゥオンブリー、リー・フリードランダー、ウフェ・イソロット、タリン・サイモン
など………。他にもいると思う…。

 

嫌いなタイプ

お友達アート、ユージン・スタジオ、綺麗事言ってるやつ。LVMHのやつら。

 

言語化したけど、なんなんだろうな、この虚無感。