日記 〜サボタージュ!〜

2023/09/12の日記だ。実は三、四限をサボって書いている。

 

今日は二限始りなので7時半に起きた。一限からの日は6時半で起きても、身支度を含めると始業ギリギリに着く。

二限の授業は現代芸術論だ。一番好きな授業。沢山さんという方が主に20世紀のアート作品、美術史を教えている。

「20世紀の絵画をどう捉え直すかといった時に『全方位性』という言葉で考える」といった内容だった。

カンディンスキーが1912年に「抽象絵画を作っていいんだ!」と思ったきっかけの、とあるエピソードがある。

アトリエ内のカンディンスキーが制作途中の絵画を、彼のいない間に彼のパートナーが90度回転させた。カンディンスキーが戻った際に、その絵を見てそれが自分の描いたものだとわからず、感動したといったものだ。

抽象絵画=無対象絵画であり、上下がなく、逆さまにしても成立する平面的な絵画だ。それは重力からの解放を目的としている…ということをジャクソン・ポロックマレーヴィチ、そしてロシア宇宙主義の哲学者、ニコライ・フョードロフ、フョードロフに影響を受けたSF作家・数学者コンスタンチン・ツィオルコフスキーと絡めて習った。

また、キュビズムのことも習った。キュビズムがいかに現実の風景を遠近法を活用せずに解体できるか、多面的に表せるのかといった試みなのは明白だが、分析的キュビズムと総合的キュビズムと分けられるのは初めて知った。その転換期に抽象絵画的になるのを避けるため(平面的な抽象絵画と違い、あくまで空間を描こうとしているので)「アトリビュート」と呼ばれる印を描いていたらしい。

 

二限が終わったので、昼食!

たまごボーロ(バイトで一緒に働いている人に買ってもらった)、マジパン(サークルの先輩からもらったドイツ土産)、千切りキャベツ(安いから好き)を食べた。おいしい。たまごボーロもマジパンもしばらくなくなりそうにない。当分の食料だ…。ありがてぇ…。

 

三、四限(出席だけとって只今絶賛サボり中)は木彫の授業だ。今まで一週間ほど真面目にやってきたが、今日はなんか、やる気がでない。

本を読み、作品のコンセプトを練り、絵を描いていたい。文章を書いていたい。だから今、はてなブログ書いている。

そういえば、見てくれ、これを。

ゴミステーション(過去の日記で書いた、いろいろなものが捨ててある場所)にiMacの空箱が大量に落ちてた。金持ってんのか持ってないんだか、わからんなこの大学…。しっかりとした箱だから、持って帰ろうかと思ったが今の私の部屋の状況を思い出し、思いとどまった。

あ〜セブンでなんか買うか。

 

セブンイレブン 武蔵野美術大学

そしたらこれだよ?酷くない?はいはい授業サボって帰ります帰ります〜〜〜〜〜〜〜(パソコン閉じる)