駒場祭3日間の思ひ出

東京大学には年に二回学園祭が行われる。

本郷キャンパスで5月に開催される、五月祭。

そしてもう一つが、駒場キャンパスで11月に開催される、駒場祭だ。

その駒場祭に私の入っているサークルも出展した。

私のサークルは狩猟がメインの活動をしているが、私みたいな骨好きの変人たち(じゃないと思うんだけど、そう言われた😠)が解体時骨を持ち帰り、標本にしている。

その標本や、残渣(解体時出る皮や内臓や骨)捨て場からある程度自然分解された骨を拾って展示している。

 

・0日目(勤労感謝の日・準備日)

弊学は祝日でも授業があるので、準備は参加しなかった。ぜひ教授には休んで欲しかった。

まさかの事実!先の東京藝術大学藝祭駒場祭展示用の骨の3/4が売られていた!

私も藝祭行きました…。犯行現場目撃しました……。確かに骨売ってたけど、まさかうちのサークルのものだったとは……。

駒場祭の展示品がない!死ぬ!と企画責任者からのLINE、私は慰めることしかできなかった。。。その他色々トラブル発生。

でも、なんとかしたらしい。すごい。

ライブ行きました☺️

 

・1日目

金曜で普通に授業あります。なので午前中だけ参加。

平日だからか、人が少なかった。駒場祭期間中は駒場東大前に急行が停まるらしい。流石すぎる、東大。

来場者が全然来ないから先輩とずっと喋ってた。

11時半ごろお暇して、大学に向かった。講評、嫌すぎ。

 

・2日目

休日だし天気いいし、人たくさん来るぞ〜!と思ったら、想像以上に来た。人多すぎて電波繋がらない。Docomoなのに……。

10時〜17時まで休憩なしでずっと解説していました…。疲れた…。

途中来た親の差し入れに救われました。

↓先輩がこんなの印刷してきてウケた。

展示責任者(先輩)、悲痛の叫び。

 

・3日目

最終日は前日と打って変わって天気が悪く、とても寒かった。

8時半〜13時までシフト、それから2時間先輩と駒場祭をまわった。

中高の友人が(このサイト見てるの中高の人しかいないだろうけど…)東大のコーヒーサークルに入っているとのことで、コーヒーを飲みに行った。浅煎りと深煎りがあり、友人は浅煎り担当だったので、浅煎りコーヒーを注文した。

東大女子トイレの数が少ない!!!先輩に聞いたら、東大の女子率最高で20%だからね…と言われた。確かに、学生数多いしそうなっちゃうのか…。でもほぼどの女子トイレにも生理用ナプキンが置いてあって、そういう面はいいね。

昼食にサークルの友人のクラス飲食企画のたませんを食べた。その友人は愛知出身で、本場と味は違うけど美味しいと聞いた。たませんは愛知のおやつらしい。

たませんは目玉焼きにお好み焼きソースと鰹節、青のりをかけ、えびせんで挟んだものだ。普通に美味しかった。

ベンチに座ってたませんを食べながら先輩といろいろ話した。先輩は英語が堪能で、英語縛りの会話をしたら自分の英語能力の低さに嫌気が差した。でもまだネイティヴの英語より聞き取りやすかったかも。(配慮してくれたのかもしれない)

普段何語で思考してるんですか?と聞いたところ、思考は言語ではないらしい。独り言は中国語・日本語、たまに英語でも出ると。???意味わからん。

その後、大学の友人が来てくれたそうで、先輩と別れてそちらに向かった。

会の展示を見せて改善点を聞く。その友人はいつも鋭いところを指摘してくるからためになる。

外に出て、友人と最終日赤字覚悟の投げ売り価格になったクロッフルを食べた。350→200→100と値段が更新された形跡のあるダンボール製の値札を見て、買ってあげたくなった。半額以下は安くし過ぎじゃない?駒場祭来るなら最終日がおすすめです。(でも負債を負う学生のために高くても買って!)

本当に美味しそうに食べるから奢った。いい顔するんだよなぁ〜〜。

 

友人と別れてからはずっと展示に張り付きっぱなし。良くも悪くも色々な来場者がいる…。

 

18時、閉会時刻。片付けをしたら20時。速いもんだ…。外に出ると飲食企画の食材の残り同士の物々交換が行われていた。ちゃんとインフレが起きていて、パン20個とコーラ一本がトレードされていた。第一次世界大戦後、ドイツのマルクの価値が急落してパン一個が何兆マルクにもなっていたのを思い出した。

その他聞いたおもしろ話は駒場祭委員が没収した食材(ルールを守らず、前日から準備していたものなど)を一箇所にまとめて廃棄するのだが、まとめられている場所を探し出して、廃棄される前に軽トラで食材を盗む、というものだ。東大そういう制度の裏をかいたエピソードが多くて面白い。

撤収が終わり、会の皆で夕飯を食べ、22時ごろ解散した。

私は大人数での行動が苦手で、食事で一層疲れた。でもそれ以上に楽しかった。

 

次は来年の五月祭!二年になり私が展示に多く携わると思います。ぜひ来てください。